ハングオーバー
ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2011/11/30
- メディア: Blu-ray
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という訳でブルーレイも信じられないほど安価で手に入る世の中に疑問を抱きつつアマゾンで前作と一緒にポチってしまった。
アメリカのB級コメディの精神を正しく受け継いだ前作に続く二作目。スマッシュヒットしたコメディの二作目は糞つまらなくなるのも多いが、このシリーズは前作のノリをしっかり踏襲し、さらにお下劣度をパワーアップさせることで、前作を超える笑いを生みだしている。
全ての元凶である異常者ニートアランの壊れっぷりが凄まじいし、普段常識人ぶってるスチュの酒が入った時の豹変もまたヤヴァい。そんな馬鹿二人を支えるリーダー、フィルの良い意味での空気っぷりもまた笑える。そして前作でも大爆笑したエンドロールネタも健在で全体的に大満足。
この手のアメリカコメディって何でこんなにテンポ良く回せるのだろうか。とにかくノリと勢いで一本ギャグ映画作っちゃいましたみたいな、良い意味での軽さが邦画には出せない強みだと思う。今の邦画のコメディって大体が漫画原作の観る気もおきないやつか、オリジナルでも有名監督がガチガチに練って作り上げたようなものしか出てこない。たまにはこういう何も考えずにニ時間笑って過ごせるような邦画も作ってみてほしいもんだ。
つーか記憶を失うってある意味ちょっと憧れるシチュエーション。ご多分にもれず僕も若い時はさんざ無茶して醜態をさらしてきたわけだが、体質なのかどんだけ酒をくらって醜態をさらしても記憶を失うということがない。二日酔いで最悪の体調の中、前夜に晒した醜態が頭の中を鮮明にリフレインして首をつるためのロープを探すのが酒をのんだ次の日の常だった。人の家でリバースした記憶もワタミの座敷で半裸でエアギターした記憶も、未だに鮮明に思い出せるもんな……
まずい死にたくなってきた…