ティーンエイジャーの頭の中身

NO CALL NO LIFE

NO CALL NO LIFE

 これの文庫版を読んで号泣したという女子大生バイトに進められ一読。
なんていうかはぁそうっすか…としか言えないような内容。一言で切ればただの携帯小説
でもこういうのは受け取る側のレセプターの問題なんだろうな。
こういう種類の感動を受け取る感受性、レセプターを発達させればこの手のものにも感動できるようになるのかもしれない。
あるいは誰もが持っているものなのか?成長とともに失うのか?

戦争の法 (文春文庫)

戦争の法 (文春文庫)

 佐藤亜紀ってすごいよな。文学の力で真っ向勝負って感じ。逃げてない。
工芸品としての刀のような迫力と重厚感。それでいてよく切れて実用的ってか。
とにかく一読の価値はあり。