ブラバンキッズラプソディー

ブラバンキッズ・ラプソディー―野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の挑戦

ブラバンキッズ・ラプソディー―野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の挑戦

 いやーここまで面白くない本に金を払ったのはひさしぶり。吹奏楽っていうのは青春ものとして第一級の素材だとおもうんだけど、よくここまでつまらなくできるものだ。逆に関心してしまう。もう少し理論的な本かと思いきや、常に上から目線の語り口に加え、カビの生えた精神主義賛美に閉口、なんでこんな本を復刊したんだろう。
 そういえばマガジンで変な吹奏楽マンガがはじまってる。あざといというか、エロゲーかっ!!ってなつっこみが入りまくる遠慮のないあざとさ。おそらく10週打ち切り。
 でも経験者として言わせてもらうと、共学の吹奏楽部って確かに凄い美味しい部活だと思う。俺のころの男女比率は1:26だった。そんな状況なかなか作ろうと思っても作れるもんじゃねぇ。
 なので春から高校生の男子諸君は彼女がほしければ吹奏楽部に入部するといいよ。