東村御大がまたやらかそうとしている件について

 

ひまわりっ ~健一レジェンド~(12) (モーニング KC)

ひまわりっ ~健一レジェンド~(12) (モーニング KC)

 健一レジェンドというタイトルから大幅に脱線して幾星霜。ついに主人公も交代の流れに!?
アキコの恋が結実し、サルサルとエビちゃんレーゾンデートルが失われていく衝撃の内容。
次巻からは触角と副部長の「まんが道」が話の本筋になりそう。
ところで今月のダ・ヴィンチ読んだけど、東村先生マジで綺麗っすね。あのグラビア写真まじでパねぇっす!

BILLY BAT(2) (モーニング KC)

BILLY BAT(2) (モーニング KC)

 正直一巻目が大コケともいえるがっかり感だったので、まったく期待せずに読んだんですが、
意外や意外、面白い。浦沢直樹は転がり始めたストーリーに燃料を投下する技術が凄すぎる。
まぁ鎮火する技術が酷いのでこれから先はまだ不安たっぷりなんですが…
 

ティーンエイジャーの頭の中身

NO CALL NO LIFE

NO CALL NO LIFE

 これの文庫版を読んで号泣したという女子大生バイトに進められ一読。
なんていうかはぁそうっすか…としか言えないような内容。一言で切ればただの携帯小説
でもこういうのは受け取る側のレセプターの問題なんだろうな。
こういう種類の感動を受け取る感受性、レセプターを発達させればこの手のものにも感動できるようになるのかもしれない。
あるいは誰もが持っているものなのか?成長とともに失うのか?

戦争の法 (文春文庫)

戦争の法 (文春文庫)

 佐藤亜紀ってすごいよな。文学の力で真っ向勝負って感じ。逃げてない。
工芸品としての刀のような迫力と重厚感。それでいてよく切れて実用的ってか。
とにかく一読の価値はあり。